野良で4層練習に通っていた時、
- 「後ろを向いたはずなのに視線を見てしまった」
- 「視線攻撃を意識していたらブリザガを置く位置がずれてしまった」
こういった事故が多かったです。おそらく原因はすごく単純で、
ためと思われます。
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『時間圧縮・破』は『時間圧縮』の中では最も簡単といわれていますが、ギミックの理解が誤っていると思わぬ事故を招くので、ギミックの仕組みを解説しながら安全に処理する方法を説明していきます。
目次
『時間圧縮・破』で視線事故を減らすためのポイント
『時間圧縮・破』の処理は序や急に比べてシンプルなのですが、「視線攻撃がくるタイミングで後ろを向く」と覚えていると間違えやすいです。正しくは「後ろを向くのは最後(3回目)にリタンジャの処理をする時のみ」です。
『時間圧縮・破』で視線攻撃を処理する時のポイントは、
- 最後(3回目)のリタンジャ処理だけ後ろ(自分の散開方向)を向く
- 視線/ホーリー処理の時は中央に集まってお互いに少し広がる
- ブリザガ処理時は処理の順番に関わらずステージ中心に立つ
この3つ。
混乱しやすいですがブリザガ処理時は対象者同士で距離を取る必要は一切なく、全員中央に重なって処理します。後で詳しく説明しますが、ブリザガの発動と視線攻撃の発動はタイミングが同じになることがないので、ブリザガ処理時にキャラクターが中央で4人重なっていても視線を見るリスクはありません。
お互いを見ないようにキャラクター間の距離を取らなければいけないのは、視線攻撃/フレア/ホーリーの時だけ。視線とホーリーの処理で対象者がステージ中央に集まった時、中央の円模様を目安に少しだけ広がるイメージを持っておくと失敗しにくくなります。
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中央の円模様というのは、上のSSでいうボスの真下あたり。
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拡大してハイライトした部分に円が表示されているのが確認できると思います。ここで円の縁に立つようにお互いに自分の散開方向へ外向きに位置取ればほぼ事故りません。
『時間圧縮・破』のギミック内容を超詳しく解説
それでは『時間圧縮・破』のギミック内容を噛み砕いて説明していきます。
まず、『時間圧縮・破』で「いつ視線攻撃がくるか」の順番はランダムです。
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このように、リタンジャ1回目に視線攻撃がくることもあれば、リタンジャ3回目に視線攻撃がくることもあります。また、画像にはありませんがDPSに視線がきてタンク・ヒラにフレアとホーリーがきたり、DPSにエアロガでタンク・ヒラにブリザガがくるパターンもあって、デバフがつく順番や誰に何がつくかは完全にランダムです。
しかし、リタンジャで記録されるキャラクターの向きは「最後(3回目)のものだけ」です。
1回目の処理や2回目の処理で正面を向いていたとしても、3回目の処理時に後ろを向いていれば、リタンジャ発動で位置を移動したあとも後ろを向いたままの状態で方向が固定されます。そのため、いずれのパターンであっても『最後だけ後ろを向く』で処理はOKです。たとえ視線攻撃の処理をしていても、最後のリタンジャ(3回目)でない限りは殴り続けていて問題ありません。
ただし注意が必要なのが、後ろを向いていてもキャラクター同士が被っていると視線を見てしまうということ。
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状況としてはこんな感じ。これでは中央で5人が重なって、外を向いているつもりでも誰かの視線を横目に映してしまう可能性があります。
『時間圧縮・破』のうちキャラクター同士が重なる可能性があるのは、
- 視線攻撃
- ブリザガ
- ホーリー
のいずれかですが、ブリザガの時はキャラクター同士の位置被りを気にする必要はありません。
なぜかというと、『視線攻撃は必ずフレア/ホーリーとセット』になるため。
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- エラプション(8人)
- ブリザガ(4人)+エアロガ(4人)
- 視線攻撃(4人)+フレア(3人)+ホーリー(1人)
『時間圧縮・破』は必ずこの3パターンでデバフが振り分けられます。
つまり、「視線攻撃が発動する時はフレア(外周)かホーリー(中央)と同時」であり、ブリザガ(中央で処理するドーナツ範囲・ダイナモ)のデバフを処理するタイミングでは絶対に視線攻撃は重ならないということです。
さらにフレアであれば外周まで捨てに行っているため、しっかり外を向いてさえいれば視線を見る危険がありません。となると、視線攻撃発動時に視線を見る可能性が高くなるのは中央に集まって処理している視線攻撃のデバフが付与された4人+ホーリーのデバフが付与された1人ということになります。
そこで視線攻撃とホーリーの処理を行う時は、
ことを意識しましょう。
あまり外に広がり過ぎると中央でのホーリーを頭割処理できなかったり、外周のフレア(距離減衰)のダメージで死んでしまいます。そのため、「ステージ中央でホーリーの頭割が届く範囲」かつ「お互いに背を向けられる」ように位置取る必要があります。
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最初に例として挙げたSSをもとに図解すると、
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こんな感じになります。
図解はDPSに視線攻撃、MT・H1・H2にフレア、ST(ナイト)にホーリーのデバフが付与されたパターンです。視線攻撃のDPS4人はステージ中央に集まってそれぞれ自分の散開方向を見て、フレアの3人も外周へ行って自分の散開方向を見ます。
そしてホーリー対象者(この場合ならST・ナイト)は「中央で頭割」と「外周を向く」処理を同時にしなければいけませんが、中央の円模様の縁を踏むように自分の散開方向を見ておけば安全に処理できます。注意点として、外を向いてから何らかの攻撃アクションを行うとボスの方を見てしまうのでリタンジャ発動1秒前に攻撃の手は止めておきましょう(白魔道士の『ホーリー』など対象の方を向かない攻撃はOK)。
ブリザガは必ず「ステージ中央」で「重なる」
ブリザガが最後(リタンジャ3回目)の処理になるパターンだと、キャラクター同士が重なって視線攻撃を受けないように距離を取る方もいます。
ですが、『時間圧縮・破』のギミック内容を噛み砕いて理解していくとブリザガ処理時に離れる必要がないことがわかります。
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このSSは実際にブリザガ処理を行っている場面で、ブリザガが中央で発動+エアロガが外周で発動しています。
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ここでデバフ欄を見ると、視線攻撃・フレア・ホーリー・エラプションのデバフが残っていることが確認できます。もし視線攻撃がブリザガと同時発動ならブリザガ処理時にもキャラクター同士離れて背を向けていないと危険ですが、すでに説明したように視線攻撃がセットになるのは必ずフレアとホーリーです。
このように、ブリザガのデバフを捨てる時は広がる必要はなく、ブリザガ処理時は完全にステージ中央(ど真ん中)に立てばOKです。
むしろブリザガ対象者が重ならずに距離を取るとドーナツ範囲の中心安置が狭くなり、事故率が上がってしまいます。ブリザガがついた時は必ず対象者のキャラクター全員が重なるように処理してください。ブリザガの処理が『時間圧縮・破』の最後(リタンジャ3回目)の場合でも、1回目でも2回目でも、立ち位置はいつでも中央・ステージ中心・ど真ん中です。
ただしリタンジャ3回目にブリザガが被った時だけは、「キャラクター同士が重なるように立ちながら"方向だけ"は自分の散開方向を向く」ようにします。これは最初に挙げた、『最後(3回目)のリタンジャ処理だけ後ろ(自分の散開方向)を向く』のポイント通りの動きです。
『時間圧縮・破』の事故はギミックの仕組みを理解しておけば防げるものばかりなので、処理のポイントを意識してノーミス通過していきましょう。
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