零式では募集文で様々な条件が指定されます。
ですが零式初心者にとっては非常にわかりにくいものも多いため、この記事では零式で見られる募集文をまとめ、意味を解説しています。
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ただ、募集文はどんどん新しい表現が考えられていくので、ここで挙げているものが全てではありません。募集文の意味を全部覚えなければ!と気負うよりも、「この募集文どんな意味だろう?」と気になった時、辞書的に使っていただくのがいいかなと思います。
目次
【PTの選び方】募集文の意味と理解の仕方
ここから下でまとめたのは、私が今までに野良で零式に通っていて目にした募集文です。
募集文の精確な意味・意図については「書いた人によって異なる」が正解であり、「見る人によって解釈も変わる」ので、この記事で説明している内容はあくまでも私の個人的な経験に基づいた見解です。募集文を見てわからないところがあれば「募集主に直接聞くのが最も確実」だということは理解した上で読み進めてください。
目的に関する指定
零式を実装初期から攻略していく場合、募集文を正しく理解するには「週制限」に関する知識が必要になります。
「週制限」に関する募集文の意味がわからなかったり、間違って覚えたままでPTへ入ってしまうとトラブルの元になるので、よく理解した上で参加しましょう。「週制限」について、詳しくは下記記事でまとめているので参考にしてください。

ここから下の見出し末尾に《週制限あり》と書いたものは「週制限」が適用されている時期に見られる募集です。
「週制限」撤廃後は募集の表現が《週制限なし》の方へ切り替わっていきます。
募集文「消化」「通し消化」《週制限あり》
「消化」募集は【今週分の装備と断章の入手】を目的とした、クリア済みのプレイヤーが集まるPTです。
「消化」というのは「週の報酬獲得権を消化する」ことを指します。「週制限」がある場合、1週間に取得できる装備やアイテムには限りがあり、獲得権は毎週火曜日にリセットされます。この権利を毎週無駄にせず使っていくことを「消化」と表現しています。
「1~3通し消化」などと記載がある場合は、「1層から3層までを同じPTで消化します」という意味になります。クリアが難しいと思われるPTだと途中でも解散になることがありますが、基本は「1~3通し」なら3層まで、「1~4通し」なら4層までクリアすることが前提なので、「2層までしかクリアしていない/3層は未クリアなのに1~3通し消化PTに参加する」のはNGです。
募集文「未のみ」「今週未」《週制限あり》
クリア時に出現する宝箱を減らさないために、未クリアのプレイヤーのみを募集しているPTです。
宝箱出現の詳しいシステムについては下記記事で確認してください。

注意したいのは、この募集文における「未」は「今週分の報酬をまだ獲得していない方」を指すということ。
零式において、特に「週制限」がある時期での「未のみ」「今週未」募集は「箱を減らさないプレイヤー」を指すもので、「クリア経験がない方のみ」ではありません。また、宝箱を減らさないことを目的としている募集なので、「すでに今週クリアしている」プレイヤーは参加NGです。
- その週にクリア済み → 参加NG
- コンテンツをクリアしたことがない → 参加NG
- コンテンツをクリア済みでその週はまだクリアしていない → 参加OK
「クリア済みかどうか」については、募集主側もPT募集を出す際に「募集参加条件」から設定できます。
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「コンプリート済み」ならクリア済みの方だけを、「未コンプリート」ならコンテンツ未クリアの(クリア経験がない)方だけを指定して募集できるため、トラブル防止になります。うまく活用してください。設定で「コンプリート済み」、かつ募集文に「未のみ」とあれば、確実に「消化目的」の募集だとわかります。
募集文「断章目的」《週制限あり》
宝箱の数は気にせず、クリアすれば確定入手できる「◯◯の断章」を目的としているPTです。
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「断章目的」と記載がある募集は特に明記されていなくても「済み可」の意味が含まれるため、その週に未クリアであってもクリア時の宝箱が減る、もしくは宝箱が出ないことを承知で参加しなければいけません。よく確認してから参加しましょう。
「◯◯の断章」はその週最初のクリア時に確定で1つ手に入り、一定数集めれば零式装備やトークン装備強化アイテムなどと交換できます。そのため、宝箱が出現しなかったりロットで全く勝てなくても、毎週「◯◯の断章」を確保していけばいずれは装備が手に入ります。
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もちろん、宝箱を最大数出現させ、ロットで勝つことが装備集めの最短ルートであることは確かです。
ただ、装備を集めることを考えた場合に最も効率が悪いのは「クリア(消化)自体ができず、宝箱のロットどころか断章すら手に入らなかった」となるケース。その週分の「◯◯の断章」が入手できなければ、「◯◯の断章」を貯めて手に入るはずだった装備やアイテムの交換も1週間遅れることになります。
そのため、断章PTは「宝箱を最大数出現させるために未クリアのみでPTを組む」よりも、「クリア済みのプレイヤーにも協力してもらい確実にクリアしておきたい」という目的で立てられることが多いです。主に週の後半(週末の土日や月曜日・火曜日)になると増えてきます。
募集文「済み◯」「済みOK」「済み3」《週制限あり》
「今週済み」のプレイヤーが参加可、の募集であることを示します。
「済み」は、「未のみ」募集にある「未」の反対の意味で使われます。つまり、「その週にクリア済みで報酬を獲得している」プレイヤーです。上で挙げた「断章目的」のPT募集は「(断章さえ手に入ればいいので)箱減りは気にしません」を意味するため、特に明記されていなくても「済み」のプレイヤーが参加するものと認識されるのが暗黙の了解になっています。
「断章目的」以外だと、基本的には「その週にクリア済み」であるプレイヤーは「済み◯」などの記載がないPTへの参加は控えるべきです。
一方で「断章目的」ではなく、「練習」や「クリア目的」などで「済み歓迎」といった記載がある場合、「箱が減っても構わないので、練習の安定やクリアを優先するために済みの方の助力が欲しい」という意思表示になります。「お手伝い歓迎」等の記述で自信を持って判断しかねる場合は、募集主にTellで聞いたり、PT参加時に「済みですが構いませんか?」と確認を取った方が安心です。

また、「済み3」など数字と一緒に記載されている時は、「PTに今週クリア済みの方が3人います」ということを意味します。宝箱はその週にクリア済みのプレイヤーが何人参加しているかで減少数が変わるため、現時点で出現する宝箱の数を参加者に伝えるための記述です。済みの人数が4人以下なら宝箱は1個出現しますが、5人以上になると0個になります。
募集文「周回」「1周のみ」「装備集め」《週制限なし》
「週制限」撤廃後の時期にクリア済みのプレイヤーで周回を行うための募集です。「1周のみ」なら、そのPTで1回クリアしたら解散になります。
「装備集め」と明記されていなくても「周回」の募集は装備や断章の入手を目的としていることが多く、中にはさらに練度を上げて火力を高めるためにPTへ参加しているプレイヤーもいます。目的は様々ですが「安定してクリアできること」が前提の募集なので、「未クリアOK」と記載がある場合以外はクリアできていない段階での参加は控えましょう。
また、「一度クリアしたけどギミックに不安がある・・・」「出荷されてしまったから自信がない」といった状態の場合は他のPTで練習してから参加するのが無難です。ギミックの処理が安定していない(できる時とできない時がある)、あるいはギミックの複数パターンのうち片方しか理解できていない状態で周回PTに参加すると、PT全体の足を引っ張ってしまいかねません。
ちなみに、後で取り上げるようなギミックの処理方法に関する指定があるだけで、「周回」や「クリ目」といった目的が記載されていない募集もあります。この募集は基本的には「1周のみ」と同じような意味合いで受け取っておけばOKです。特に指定が書いていないからといって、初見見学や練習など「どんな目的でも入っていい」わけではないので注意してください。
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なお、クリア済みのプレイヤーのみを集めたい時は、「募集参加条件」で「コンプリート済み」に設定しておけばコンテンツ未クリアのプレイヤーをシステム的に除外できます。募集主側もPT募集の内容を編集する際に意識しておけばトラブルを減らせます。
募集文「クリ目」「クリア目的」
クリア目的、初クリアのために立てている募集です。
どんなメンバーを募集しているかは募集主次第で、箱減りを避けるために「済み×」になっていることもあれば、クリア率を上げるために「済み歓迎」としている場合もあります。募集主の希望に沿う形になるため、「週制限」がある場合は特に募集文をよく確認してください。
募集文「クリアしません」
特殊なケースですが、固定に参加しているプレイヤーがPT内にいる場合などに記載されることがあります。
固定PTでは「固定外での練習」や「固定外でのクリア」を禁止していることが多く、「野良で練習PTに参加して練度は上げておきたいけれど、クリアすると固定でトラブルになってしまう」といった事情を抱えるプレイヤーがいます。そのための配慮として、「クリア目前になったら意図的に全滅する」などのルールをあらかじめ決めている募集です。
装備の取得に関する指定
零式では「週制限」がある関係で、装備の取得についてのルールが明確に定められています。
ルールを破ったり、無視してロットを行うとPT全員に大きな迷惑をかけてしまうため、募集に参加する際にしっかり確認してください。わからなくなってしまった場合は適当にロットせず、「すみません、ロットルールは何でしたっけ?」など聞きましょう。
募集文「フリロ」「ロットフリー」
「フリロ」は「ロットに関するルールなし(フリー)」を意味します。
特に制約はないので、宝箱を開けたら全てロットしてしまってOKです。ロットに勝てば全ての装備・アイテムを入手するチャンスがありますが、負ければ何も手に入りません。
募集文「取り抜け」「左から取り抜け」
「取り抜け」は宝箱を全て開いた状態で、
8人全員がロットし、装備・
フリロであれ取り抜けであれ、装備・
募集文「武器希望制」《4層のみ》
「武器希望制」は4層で見られる募集で、あらかじめ8人全員に希望する武器を聞いておき、直ドロップで該当武器が出たら希望者が入手できる方式です。希望者がいる武器の場合は他のPTメンバーは「PASS」し、希望者のみがロットを行うので、自ジョブ以外の武器でもドロップさえすれば確実に入手可能な点がメリットです。
募集文例で示したように、「ジョブ名〆」となっていれば記載があるジョブの武器はすでに希望者がいることを表します。8人全員の希望を聞き、クリア後に直ドロップした武器が誰も希望者がいないジョブのものだった場合、特に指定がなければフリロになります。
募集文「N武器>武器箱>胴箱>その他」《4層のみ》
「N武器>武器箱」などの記載があるのはロットする順番を示します。「取り抜け」の順番指定バージョンです。
「N武器」は直ドロップする武器のことで、4層ではクリア時に「いずれかのジョブの武器」「武器箱(
- N武器に8人でロット → 勝った人が抜ける
- 武器箱に7人でロット → 勝った人が抜ける
- 胴箱に6人でロット → 勝った人が抜ける
の順にロットして取り抜け=ロットに勝った人がコンテンツを退出、になります。
募集文「グリ限」「GREED限定」
「グリ限」はロットのシステムである「GREED」
現在の零式の場合は4層のみが該当しますが、
募集文「傭兵募集」「◯◯ください」
募集主が欲しい特定の装備・アイテムを参加者に譲ってもらえるよう指定している募集です。
「週制限」撤廃後だと対価なしの募集も見受けられますが、「週制限」がある時期は「傭兵募集」として対価のギルを支払うことを条件にしていることが多いです。
「傭兵募集」で募集文に「クリア時1人◯◯万ギル」など金額が添えてある場合は、クリア時にPT全員に対して報酬を支払います。「ロット全放棄」であればPT参加者は全てのロットを「PASS」するので、クリア時に募集主が全ての装備・アイテムを獲得できる反面、「傭兵募集」だと相応の金額の用意が必要です。「傭兵」側として参加する場合は少なくともクリアまで至らなければお互いに利益がないので、PTをクリアさせる自信がある時だけにしましょう。
募集フェーズや処理方法に関する指定
野良では練習したいギミックに応じて募集文にフェーズや処理方法が記載されています。
募集を探す際は、
- 自分が練習したいのはどのフェーズなのか
- 練習したいフェーズまでのギミック処理が安定しているか
- ギミックのどのパターン・役割になっても処理できるか
を自分自身でよく意識しましょう。
忘れてはならないのは、『安定して処理できるフェーズまで』が自分の進度だということです。
募集文「最初から」「はじめから」「初見見学」
「最初から」や「はじめから」と書いてある募集は、コンテンツ開始からの練習になります。
「最初から練習」は主にコンテンツ開始から最初の関門となるギミックまでの流れを練習する募集ですが、「初見見学」とある場合は練習よりも見学の意味合いが強く、「未予習OK」と書いてあれば完全未予習でPTに参加しても構いません。「未予習OK」の「初見見学」は本当に「コンテンツがどんなものか、様子を見てみたい」という募集です。
ただし、特に「未予習可」などの記載がないようなら、「最初から」や「初見見学」でも予習しておきましょう。
募集文「前半練習」「後半練習」「◯◯練習」「時間切れ」
指定したフェーズの練習を行います、という募集です。
「前半練習」や「後半練習」だけでも指定にはなりますが、零式は前半にも後半にも難関ギミックが多数配置されており、より具体的に練習する箇所を指定するためにボスが出す技・ギミックごとにフェーズわけされることが多いです。例えば共鳴零式4層であれば、
- 「DD(ダイヤモンドダスト)」
- 「光の暴走」
- 「聖竜の咆哮(1回目)」
- 「氷と光の竜詩」
- 「聖竜の咆哮(2回目)」
などの技に沿って、「DD練習」「暴走練習」「咆哮2回目練習」「竜詩練習」と細かく指定されます。「時間切れ」は全てのギミックが終わって時間切れまで見ることを目的とした募集で、「時間切れ」までのギミック処理が全て安定したら「クリア目的」です。
自分が今どのフェーズまで安定してこなせるのか、現在の進行度はどこなのかを自覚した上で、練習したいフェーズのPT募集へ参加しましょう。上でも説明しましたが、『安定して処理できるフェーズまで』が現在の自分の進度です。
「暴走で鎖担当になって超えられた。塔担当は未経験で処理も曖昧だけど、次のフェーズ行こう」
「雑魚まで行きたいのに前フェーズの暴走で失敗ばかり。もう疲れたからいっそ後半に入ってしまおうか」
「竜詩でなぜかいつも誰か死ぬけど、ヒラLBで建て直して次へ行ける。もうクリア目的入っちゃえ」
早く先へ進みたい、早くクリアしたいのは誰でも同じですし、このように考えてしまう気持ちはとてもよくわかります。が、ギミックの処理が安定していなかったり、全てのパターンを経験していない、失敗や壊滅の原因がわかってない状態で先に進んでも、必ずどこかでつまづきますしツケが返ってきます。死人や被弾がある状態で時間切れまで行ったとして、火力不足でクリアできないのでは意味がありません。
「わからない」「できない」ままにしていたツケがクリア目前に自分のミスや火力不足として返ってくる可能性も大いにあるため、一歩ずつ着実に進むことが大切です。
募集文「◯◯式」ほか処理方法の指定
零式はギミックが複雑で、実装初期は特にさまざまな処理方法が乱立しがちです。
そこで、どの処理方法を行うのかを募集段階で明確にするために、マクロで指定している内容を募集文にも簡易記載してPT募集を行っています。
「◯◯式」はギミックの処理方法を示し、特定のギミック1つに関して指定していることもあれば、コンテンツ全体の処理を指している場合もあります。ロドスト・動画等でギミックの処理方法を考案した方の名前を取ったり、ギミック処理の特徴から「◯◯式」と名付けられることが多く、「◯◯式」として広まっている処理方法なら「コンテンツ名 ◯◯式」などと調べればすぐに見つかるはずです。
一方、共鳴零式4層で見られるような「DD外・あやとり・色固定・アファ12無敵」といった指定は各ギミックの処理方法を示しています。
DD外 | 「DD(ダイヤモンドダスト)」は外捨てで処理する |
---|---|
あやとり | 「光の暴走」はあやとり式で処理する |
色固定 | 「ぼよんフェーズ」は色固定で処理する |
アファ12無敵 | 「聖竜の咆哮」2回目の「モーン・アファー」1発目と2発目はタンクが無敵受けする |
「DD」の処理は現在「外捨て」が主流ですが、実装初期は「外捨て」「内捨て」2種類の募集があり、「光の暴走」も「ミルン式」「あやとり式」がありました。こういった状況で募集文に指定がないと「どちらの方式でギミック処理を行うのか」がわからず、PTに参加してから「外捨てはできるが、内捨てはやったことがない」などの問題が起こりかねません。
そのため、募集側はギミック処理方法をはっきり明示しておくべきですし、参加側も募集文をよく確認してから参加する必要があります。募集文に書いてある処理方法がわからない場合は参加を控えましょう。「このギミック処理方法で行います」と明示して募集を行っているところに参加するのに、コンテンツに突入してから「わかりません」はNGです。
募集文「フェーズ詐欺×」
これまで何度も触れているように、PT募集に入る際は自分の進度に合ったフェーズを選ぶことが重要です。
「フェーズ詐欺」は、ざっくりいうと「募集フェーズより前が安定していない」くらいの意味合いです。
例えば共鳴零式4層でいえば、「雑魚練習」となっているのに2つ前のフェーズである「DD(ダイヤモンドダスト)」が安定していない、といったケース。「DD」で全滅を繰り返すばかりで「雑魚フェーズ」まで行けないようでは募集の目的である「雑魚練習」が果たせず、実質「DD練習」と同じです。「雑魚練習」に参加するのであれば、少なくともそれまでのフェーズは安定して処理できるように経験を積んでおかないとPTの足手まといになります。
だけでは、イコール「ギミックの処理を安定して行える」ことにはなりません。
「雑魚練習」の募集であれば、「雑魚フェーズまでのギミックを安定してこなすことができ、雑魚フェーズからの練習をしたい方」が募集対象です。何度もギミックをこなし、ランダム性があるならどの役割が回ってきても処理できるようになってから先に進みましょう。
PTの構成に関する指定
零式では攻略をスムーズに進めるために「望ましいPT構成」が存在します。
野良において主流となっているのは下記のような構成です。「MT」や「D1」というのは、マクロにおけるポジションを指します。
MT | メインタンク | 戦士、暗黒騎士、ガンブレイカー |
---|---|---|
ST | サブタンク | ナイト、ガンブレイカー、暗黒騎士 |
H1 | ピュアヒーラー(PH) | 白魔導士、占星術師(ダイアーナルセクト) |
H2 | バリアヒーラー(BH) | 学者、占星術師(ノクターナルセクト) |
D1 | 近接(メレー) | モンク、竜騎士、忍者、侍 |
D2 | 近接(メレー) | モンク、竜騎士、忍者、侍 |
D3 | レンジ | 吟遊詩人、機工士、踊り子 |
D4 | キャスター | 黒魔導士、召喚士、赤魔導士 |
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この中で、特に「D1」~「D4」の割り振りはギミック処理と深く関係しています。
「D1」~「D4」のうち、D1・D2が近接、D3・D4が遠隔になっているのは、ギミック処理で大きく動く必要があるポジションをD3・D4に任せるためです。例えば共鳴零式1層の「雷雲生成」は「ボスから遠いプレイヤー4名に雷雲誘導のマーカーがつく」ギミックで、雷雲同士を近くに置くとフィールド全体に大ダメージが発生してワイプになります。そのため、マーカーがついた4人はバラバラに散開して雷雲を離れた場所へ誘導しなければいけません。
このギミック処理を近接が行うと誘導のためにボスから離れている間は攻撃ができず、否応なく火力が落ちてしまいます。
そこで、離れながらでも攻撃できる遠隔4人(ヒーラー2人+レンジ+キャス)が雷雲の誘導を行えるように、共鳴零式1層のマクロは「H1 H2 D3 D4」が雷雲誘導役として指定されています。コンテンツによってはあまり差がない場合もありますが、レンジでD1を宣言するなど想定されたポジション以外を率先して取ることは控えましょう。
D2についてはキャスターが入っても構成上(システム面)の不都合が生じることはないため、「D2フリー」と表記していたり、募集枠の設定をあらかじめ「近接 or キャス」に指定し募集している場合もあります。システム面から考えた場合の最適構成については下記記事を参考にしてください。

その他の細かい指定について、下で取り上げていきます。
募集文「被り×」「ピュア被りOK」
「被り×」はジョブの重複をNGとしている募集です。
「なぜジョブ重複がだめなのか」については、下記記事でシステム面から考えられる理由を解説しています。

一方「ピュア被りOK」は「基本は被りNGだが、ピュアジョブなら被ってもいい」という募集です。ピュアジョブというのは、侍や黒魔導士などの「シナジースキルを持たないジョブ」を指します。
シナジースキル、例えば代表的なものでいうと忍者の『だまし討ち』で敵に付与できる「被ダメージ5%上昇」のような効果は、複数人で同時に撃ったとしても片方の効果しか適用されません。つまり、PT内に忍者が2人いて『だまし討ち』を使うタイミングが被ると、どちらかのシナジースキルが無駄になってしまいます。そのため、被りがあると各ジョブのポテンシャルが最大限発揮できない状況が生まれやすくなります。
ですがピュアジョブはシナジースキルを持たないので、上記のような問題については発生しません。こういった理由から「ピュアなら支障が少ないのでOK」としているのが「ピュア被りOK」の募集です(ただし上で挙げた記事で述べているような、「LBの蓄積速度が遅くなる」デメリットは発生します)。
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なお、アップデートによってPT募集に「ジョブ重複なし」の項目が追加されたため、チェックを入れておけばシステム的に重複を省くことができます。被りなし募集を立てたい場合は活用しましょう。
募集文「D2フリー」
上でも説明したように、マクロは大まかな役割分担として下記のロールが想定された上で作られています。
募集文で「D2フリー」や「D4〆」などの記述があるのは、マクロのポジションに関するものです。
MT | メインタンク | 戦士、暗黒騎士、ガンブレイカー |
---|---|---|
ST | サブタンク | ナイト、ガンブレイカー、暗黒騎士 |
H1 | ピュアヒーラー | 白魔導士、占星術師(ダイアーナルセクト) |
H2 | バリアヒーラー | 学者、占星術師(ノクターナルセクト) |
D1 | 近接(メレー) | モンク、竜騎士、忍者、侍 |
D2 | 近接(メレー) | モンク、竜騎士、忍者、侍 |
D3 | レンジ | 吟遊詩人、機工士、踊り子 |
D4 | キャスター | 黒魔導士、召喚士、赤魔導士 |
※ヒールワークや軽減が噛み合うならH1に白魔導士、H2に占星術師(ダイアーナルセクト)で、ピュアヒーラー2人で組む構成もあります。
「D2フリー」は人によってかなり捉え方に幅が出る表現ですが、
- 近接(メレー) or キャスター
として考えている方が比較的多いと思います。
D2はこれまで主に近接枠として扱われてきた関係上、「D2=近接」の意識を持っている方も多いです。しかし、共鳴零式では近接と相性が悪いギミックが多く、キャス2(D2・D4がキャスになる)構成も以前より見られるようになりました。こういった事情を踏まえると、「D2フリー」は「D2は基本的には近接だが、キャスもOK」という意味合いで受け取ることができます。
ただ、「D2フリー」だけでは「どこまでフリーなのか」が明確ではなく、
- 近接(メレー) or キャス
- 近接(メレー) or レンジ or キャス
- オールフリー(被りは不可)
- オールフリー(どのジョブでも被らなければ可)
など、募集文を見る側によって様々な解釈もできてしまいます。
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このように、PT募集の枠が近接とキャスターのみに絞られていれば「近接 or キャス」の意味で「D2フリー」となっているとわかるのですが、判断しかねる場合は募集主に直接確認を取るのが確実です。
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PT募集主の立場で「近接 or キャス」としてD2を指定したい場合は、多少の手間はかかりますがジョブを直接指定した方が混乱を招きません。上のSSのように、DPS枠の1つを近接とキャスターのみ指定した上で募集を出せば、特に募集文で「D2フリー」や「D2近接/キャス」等の記述をしなくても同様の構成を組むことができます。
ただしD2とD4がキャスターになった場合、D2のキャスは近接ポジションで動くことになるので、ギミックの処理方法や散開位置が変わるケースがあります。普段と違うポジションでPTに参加する際はミスしないよう事前に確認しておきましょう。
募集文「主D1」「D4〆」「D2募集」
「主D1」のように書いてあるのは「指定するポジション(この例であればD1)は募集主が取ります」という意味です。
例えばPT募集をしている時に、
MT | 参加者A(ガンブレイカー) |
---|---|
ST | 空き |
H1 | 空き |
H2 | 参加者B(占星術師) |
D1 | 募集主(侍) |
D2 | 空き |
D3 | 参加者C(吟遊詩人) |
D4 | 参加者D(黒魔導士) |
こんな感じで枠が埋まっていたとします。
実際には8人揃ってマクロを流し、ポジションの宣言を行うまではD1やD2を誰が取るのかはわかりません。ですが募集文にあらかじめ「主D1」「D4〆」と書いてあったとしたら、D1とD4はすでに誰かが取ることが確定しています。そのため、「主D1」「D4〆」などの記載があるPTへ近接・キャスターとして新たに参加する場合、空いている枠=D2を取ることを承知しておく必要があります。
「主D1」や「D4〆」と書いていなくても、「D2募集」と記述があれば意味はほぼ同じです。
近接、もしくはキャスターがPTに1人いる状態で「D2募集」と書いてある場合、「現在PTに参加している近接がD1、キャスターがD4を取ります」と暗に示していることになります。その上で、「D2ができる近接、もしくはキャスターの方の参加を求めている」ことを示すのが「D2募集」です。D2を近接のみに絞っている募集でも解釈は変わりません。
募集文「MT募集」「ST募集」「H1/PH募集」「H2/BH募集」
募集文に「MT募集」や「BH募集」などと書かれているのは、タンクやヒーラーのポジション指定です。上で挙げた「D2募集」と同じで、特定のポジションがすでに「埋まっている」ことを示します。
MT | メインタンク | 戦士、暗黒騎士、ガンブレイカー |
---|---|---|
ST | サブタンク | ナイト、ガンブレイカー、暗黒騎士 |
H1 | ピュアヒーラー(PH) | 白魔導士、占星術師(ダイアーナルセクト) |
H2 | バリアヒーラー(BH) | 学者、占星術師(ノクターナルセクト) |
上の表で示したように、タンクやヒーラーはジョブである程度MT/STなのか、
しかし、中には「MTとSTのどちらにも向いている」「
MT | 空き |
---|---|
ST | 参加者A(ガンブレイカー) |
H1 | 参加者B(占星術師) |
H2 | 空き |
D1 | 募集主(侍) |
D2 | 空き |
D3 | 参加者C(吟遊詩人) |
D4 | 参加者D(黒魔導士) |
例としてガンブレイカーと占星術師で考えてみましょう。埋まっているタンクがガンブレイカー、
ですが、PTに参加している本人たちが必ずしも「MTをやりたい」「BHがいい」と思っているとは限りません。
「どちらのポジションもできる」ジョブは両方練習する方も多く、「今までMTをやってきたから、ガンブレイカーでSTを練習したい」「H2(BH)でクリアしたけど、H1(PH)で学者と組みたい」方もいます。そのため、
なお、これらの指定はPT募集でジョブを指定した細かな設定が可能です。
募集文「MT・STどちらでも」「ヒラどれでも」「着替え可」
募集文例DD外あやとり色固定アファ12無敵 食事◯薬◯ MT・STどちらでも ヒラ3職着替え可
PT募集は曜日や時間帯、目的によってはなかなか埋まらないこともあり、そんな時に早く人を集めたいのであれば参加できるジョブを増やすことが効果的です。
MT | 参加者A(ガンブレイカー) |
---|---|
ST | 空き |
H1 | 空き |
H2 | 参加者B(占星術師) |
D1 | 募集主(侍) |
D2 | 空き |
D3 | 参加者C(吟遊詩人) |
D4 | 参加者D(黒魔導士) |
例えばPT募集をしていてこのように枠が埋まっている場合に、このままだと募集枠は「ST」「H1」「D2」の3枠で、想定されるジョブは「ST:ナイト・暗黒騎士」「H1:白魔導士」「D2:モンク・竜騎士・忍者」の5つです。D2をキャスターもOKにすれば「D2:モンク・竜騎士・忍者・召喚士・赤魔導士」となって合計7ジョブになります。
ですが、ここでガンブレイカーの方が「MT・STのどちらでもいい」、占星術師の方も「PH・BHどちらでもできる」と言ってくれた場合、タンクは「MT:戦士・暗黒騎士」「ST:ナイト・暗黒騎士」、ヒーラーは「H1:白魔導士」「H2:学者」も選択肢に入れることができ、合計で9ジョブを候補とすることが可能です。
さらに「着替え可」と書いてある場合は「ジョブそのものを変更できる」ことを示します。
「ガンブレ着替え可」であれば、「ガンブレイカーで参加している方は他のタンクジョブもできます」という意味になります。仮に新たに参加したタンクの方がガンブレイカーでジョブが被っても、現在参加中のガンブレイカーの方が暗黒騎士など他のジョブに変えてくれるので、ジョブ被りは発生しません。
装備・食事/薬・マクロ/マーカーに関する指定
食事やマクロ・マーカーは零式だと基本的に「用意してあるもの」なので、特に記載がなければ「使います」「あります」の意味で取られることが多いです。
募集文「フル禁断」「5禁」
新式装備を5つ目のマテリア穴まで全て禁断している方のみ、の募集です。
主に実装初期に見られる募集文であり、火力を安定させる意図で使われることが多いです。
募集文「食事◯」「薬◯」「食事必須」「薬任意」
「食事◯」「薬◯」など「◯」がついているのは、PT全員が「使います」という意味です。意図するところは「必須」と変わりません。
逆に「任意」は使っても使わなくても構わない、を意味します。
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ただ、薬についてはクリアの安定性や火力の向上のために使うものです。
そのため、クリアするための火力に十分な余裕があることがわかっていれば、
ちなみに「最新の」というのは、言い換えれば「現時点で最もILが高い」
募集文「マクロ○」「マーカーあり」「マクロマカ◯」「マーカー×」
「マクロ○」や「マーカー◯」はマクロ、マーカーを所持していることを示します。
マクロとマーカーを略して「マクロマカ」や「マクマカ」と書いている方もいます。
「マクロありません」や「マクロ持っている方お願いします」と記載があれば、PT募集に参加している方の誰かに代わりにマクロを流して欲しい、という意思表示です。同様に「×」
解散条件・時間に関する指定
零式は制限時間が120分(コンテンツによっては90分)と長いため、募集の時点で解散する条件や終わりまでの時間を指定します。特に指定がない場合はフルタイムになるか、PT内で話し合うことが多いです。
急用ができて抜けざるを得なくなった場合も必ず一言添えましょう。
募集文「3滅」「5滅解散」
数字の回数だけ全滅したらその時点で解散する、という募集です。
募集文例ぼよん練習 DD外あやとり色固定アファ12無敵 食事◯薬◯ 前半3滅解散
「3滅解散」であれば3回全滅した時点で解散になります。ここに「前半3滅解散」などの指定が記載されていた場合、後半での全滅はカウントせず、前半の全滅回数のみで判断します。後半練習がしたくてPT募集を立てているのに、前半の全滅ばかりで進めない・・・といった状況を防ぐための指定であることが多いです。
募集文「30分程度」「1時間」
コンテンツ突入から指定した時間が経過したら終了、という指定です。
戦闘中に指定時間になっても即終了というわけではなく、「全滅した時点で指定時間を3分経過していたから解散しよう」といったおおよその目安です。
募集文「フルタイム」「時間いっぱい」
零式の制限時間である120分間、基本的にはギブアップなしで継続することを意味します。
「フルタイム」と記載がある場合、コンテンツ突入後120分間は時間が確保できる時に参加しましょう。特に指定がないようであれば、「時間いっぱい」はコンテンツに突入してから時間をカウントします。PTに参加してから120分間ではないので注意してください。
募集文「1飯分」「2飯分」
食事の使用回数で時間を指定しています。
1飯分なら30分、2飯分なら60分です。
募集文「早期解散あり」
募集主の判断、あるいはPTメンバーからの意見等で、予定よりも早く解散する可能性があるという意味です。
例えば「後半練習・1時間予定」で募集を立てていても、PTが火力不足だったり、ギミック処理が不安定だと目的のフェーズ(この場合でいえば後半)まで進行することが困難になるケースがあります。後半練習で集まったPTなのに目的が果たせず1時間が経過しそうな場合、無理に長引かせるより全員の時間を無駄にしないために解散とする、といった判断です。
募集文「延長あり」
「1時間予定」と記載があっても、状況に応じて延長する可能性があることを示します。
必ずしも延長するとは限らない(最初から「何時まで」など時間を明確に指定しているわけではない)ため、PT募集主などから延長可否の確認が入った際にリアル事情等で延長が不可能な場合は正直に申し出て構いません。
その他の指定
その他、募集文で見られることがある文面についてです。
募集文「未予習OK」「予習必須」「後半予習不要」
野良で零式参加する場合、基本は予習してあることが前提です。
ただ、初見見学PTなどで「コンテンツがどんなものか見に行きたい」という目的なら「未予習OK」としていたり、前半練習PTでは「後半予習不要」としていることもあります。特に何も書いていなければ『零式(エンドコンテンツ)は予習していることが当たり前』なので、必ず予習してからPT募集に参加してください。
募集文「サブジョブ練習」「主サブジョブ」
「サブジョブ練習」における「サブジョブ」というのは、《メイン》ジョブに対する《サブ》のことです。
「サブジョブ練習」は、すでにメインジョブでクリア済みのプレイヤーが他のジョブでも零式の練習をするために募集を立てています。例えば私はメインジョブが忍者ですが、忍者でクリア後に召喚士やナイト、暗黒騎士、学者、白魔導士などのジョブでも零式1~4層をクリアしています。これらの忍者以外のジョブは全てサブジョブであり、忍者とは全く動きが異なるため、それぞれのジョブでクリアを目指す際は練習PTなどに入って1から練習します。
サブジョブの練習は通常の練習PTに参加して取り組む方もいれば、「サブジョブ練習」として募集を立てる方もいます。
「サブジョブ練習」については全てのギミックの基礎的な処理方法を把握した上で別のポジションでも練度を上げることが目的なので、「最初から」の練習であっても「完全初見」とは異なります。「主サブジョブ」とだけ書いてある場合や、募集主が「初見さん歓迎」等、募集文に書いていれば必ずしもクリア済みでなくても構いませんが、周りとの練度が離れている可能性が高いことは承知しておきましょう。
募集文「お手伝いさん歓迎」「アドバイス歓迎」「助言◯」
クリア済みのプレイヤーによる助力や、ギミック処理で間違っているところなどの助言をもらいたい、という意思表示です。
善意からアドバイスや指摘をしたいと思っていても捉え方は受け取る側によって変わるため、改善点を把握しながら発言を控えているプレイヤーも多数います。募集主側で明確に「アドバイスを求めています」と意思表示をしておけば、そういったプレイヤーにも積極的に助言をもらいやすくなります。
募集文「ギミック理解者」
言葉のままですが、「ギミックの仕組みを理解している」「ギミック処理が安定している」ことを示します。
「フェーズ詐欺×」の項目でも触れたように、「ギミックを見たことがある」「一度超えたことがある」だけでは「安定して処理ができる」とは言えません。ギミックの処理方法に不安がある場合は自分で調べたり、詳しい人に聞いてみましょう。
募集文「ギブ×」「無言ギブ×」
「ギブアップ投票」を無断で行わないでください、という指定です。
募集文「入れ替えあり」
募集文「JPonly」
日本語が話せる方のみ、の募集です。
PT募集の設定で言語を「J」のみにしていても、「E」言語設定の方が入ってくることがあります。零式ではマクロを流すだけでなく、軽減や調整の相談を行う必要があるため、「JPonly」と募集文に書いておくと日本語がわかる方だけの募集です、という意味の念押しになります。
上級者向けの指定:詰めPT ※零式初心者には【非推奨】※
零式のPT募集の中には、いわゆる「色遊び」「色塗り」をしているプレイヤーが集まるものもあります。
好意的な意味で捉えるなら《自己研鑽》が目的の募集で、非公式サイトですが「FF Logs」でPerf80~90以上、色でいえば紫よりも上のスコア※にあるようなプレイヤーが、さらに高い火力を叩き出すことを目指して研鑽するのが「詰め」募集です。ただし、《自己研鑽》が目的といっても募集で想定されている練度は「周回」よりもさらに上であり、「練習」とは全く意味が異なります。
なお、PT募集に参加してコンテンツ内で特定のプレイヤーを名指しして「あなたはPerf◯◯くらいしか出ていないですね。出て行ってください」などと発言するとハラスメントに該当し規約違反になるため、絶対にしてはいけません。
「詰め」を目的とするPT募集は、基本的なギミック処理は完璧にできていることが前提です。その前提に加えて、
- 参加ジョブの最終装備が整っている
- 自ジョブの火力を最大限引き出すスキル回しを理解している
- 自ジョブに適した最新の食事・薬を惜しみなく使える
- 自ジョブ以外のシナジーや軽減に関する知識がありPTと適宜相談できる
- 火力をできる限り伸ばすために《詰める》箇所を探し工夫する
といった基礎的な部分を押さえつつ、プラスアルファの要素を盛り込んで火力を伸ばしていきます。
各ジョブが攻撃できる時間を長くするために、通常のマクロとは異なる特殊なギミック処理方法を採用したマクロを使うことも多々あります。例えば共鳴零式なら2層の「サッカー北受け」、4層の「サイス北」「アーサー式」「氷床中央」などがそうです。主流のマクロとは異なるギミック処理方法が募集文で指定されている場合、必ず事前に内容を理解してからPTに入るようにしてください。
募集文「詰め」「火力詰め」
上で書いたように、「詰め」を目的とするプレイヤーを募集しています。
募集文例詰め DD外・あやとり・アーサー・アファ12無敵 サイス北・氷床中央
ギミックミスをしないことはもちろん、コンテンツ全体を通して一定以上の火力を維持できるようになってから参加するPTなので、自分の練度とよく相談してから参加するかどうかを決めてください。「詰め」を目的としているPTでは、PTメンバー全員の火力が一定以上でないと望ましい結果が得られないケースがほとんどです。そのため、最終装備が整っていない=「詰め」に参加するには準備不足だったり、火力に頓着がないプレイヤーは歓迎されません。
募集文「暇つぶし」
捉え方が広義で隠語の部類ですが、
- 「詰め」や「色塗り」と似たような意味合い
- 文字通り暇つぶし目的
のどちらかが考えられます。基本的には1の「詰めPT」の意味合いで使われることが多いですが、パッチ5.3時点では2の募集もちらほらと増えてきている印象です。募集主がどういった意図で「暇つぶし」と記述しているのかは直接聞かなければ判断のしようがなく、募集文に「本当に暇潰しです」など明記している場合もあるため、ケースバイケースと考えてください。
1の意味合いの場合、通常とは異なる特殊なギミックの処理方法を採用していると見分けやすいので、募集文に見慣れない処理方法が記載されていたら注意しておきましょう。
募集文「シナジー合わせ○○」「バースト合わせ○○」
詰めPTで見られる指定です。
どのタイミングでシナジーを合わせるかをあらかじめ時間指定しておき、PT全体のバーストタイミングを合わせます。PT全体の指定ではなくても、各ジョブ間でシナジーを合わせる相談を行う場面は詰めPTだと多いため、お互いのシナジースキルについて最低限の知識は持っておく必要があります。