クリスタル金策は需要が安定していて売れやすい、ギャザラーおすすめの金策方法です。
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単価は低いものの大量に採集できるため、やり方さえ覚えてしまえば時給10~30万ギルも狙えます。パッチ5.0からは以前流行った「精選」ではあまり稼げなくなりましたが、さらに効率の良い集め方が登場しているので詳しく解説していきます。
目次
クリスタルのみに的を絞るなら「大地の恵み」がウマい!
まず使用するアクションについて。
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クリスタルをガッツリ集めたい!という場合はGP200で使える「大地の恵み」を活用するのがおすすめです。
クリスタル集めに最適なアビリティ「大地の恵み」の特徴
「大地の恵み」はパッチ5.0で追加されたアビリティです。
通常、クリスタルを取ろうとすると「採集場所の特質」によるボーナス発生がなかったり、アビリティの使用をしなければ1箇所につき4個しか取れません。しかし、「大地の恵み」を使えば1ヶ所で100個超えのクリスタル大量入手も可能です。「大地の恵み」を使うかどうかで20倍以上の差が出ることもあるので、クリスタル集めをするなら必ずホットバーに入れておきましょう。
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実際に上のSSでは[25+25+23+20+32+33+22=180]で、合計180個のクリスタルを1箇所の採集場所から手に入れています(「大地の恵み」以外のアビリティも使用しています。おすすめの併用アビリティ、スキル回しについては後述)。
対象となるクリスタルは全種類なので、ファイアクリスタル・アイスクリスタル・ウィンドクリスタル・アースクリスタル・ライトニングクリスタル・ウォータークリスタルの全てで使えます。
「大地の恵み」を使ってクリスタル集めを行う際の注意点
ただし、「大地の恵み」にはいくつか注意点もあります。
- 「大地の恵み」習得レベルは74
- リキャスト時間が3分と長い
- 増加数は一定ではなくランダム
まず習得するレベルが74と高めなこと。「大地の恵み」を使ってクリスタル集めができるのはギャザラーのレベリング終盤からで、低レベル帯では使えません。また、ギャザラーのアビリティには珍しくリキャストの時間が「3分」と長めです。つまり、習得後も連続で使用しまくる!ということはできません。
そして最も気をつけたいのが、増加数は完全にランダムでわりと当たりハズレの大きいアビリティだということです。
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この2枚のSSは同じ採掘場所で「大地の恵み」を発動し、同じスキル回しを使ったものですが、入手できたクリスタルの数は大幅に異なっています。1枚目は76個しか取れていない一方で、2枚目は180個と2倍以上の開きです。このように、当たる時は大きく当たるけれどハズレの時はあまり取れない、ということも起こります。
そのため、「大地の恵み」使用時はできるだけ採集回数を増やして当たりを引く確率を上げることが重要です。
「大地の恵み」を使ってクリスタルを効率良く集めるコツ
「大地の恵み」を最大限活用してクリスタルを集めるためには、3つのコツがあります。
- 「採集場所の特質」で「採集回数+1~2」の場所を狙う
- アビリティ「石工の理 / 老農の知」「十二神の加護」を使う
- アビリティを使えるようにGPを調整する
「大地の恵み」でクリスタルを集めるコツ①「採集回数+1~2」を狙う
コツの1つ目は、「採集回数+1」や「採集回数+2」が発生している採集場所を狙って「大地の恵み」を使うことです。
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「大地の恵み」は獲得数を一定量確実に上乗せするアビリティではなく、ランダムで増加量が決まります。なので、採集回数が多いほどチャンスも増えます。「採集場所の特質」は場所によって様々ですが、「獲得力」「識質力」「GP」といった特定のステータスが一定値を上回っていることが条件になります。
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上のSSでは、「GPmax 600以上」を満たして「採集回数+2回」になっています。採集場所は何箇所も近くに固まっているところが多いので、「採集回数+○」のポイントに当たるまで「大地の恵み」を温存しておくことをおすすめします(「採集場所の特質」発動にステータスが満たないようであれば、リキャストごとに使うか装備更新を検討しましょう)。
ちなみに、「採集回数+1」と「採集回数+2」のポイントが隣に発生した場合、私は「採集回数+2」の方に使うか、3分のリキャストをその場で待って休憩タイムを挟んでから両方に「大地の恵み」を発動しています。
「大地の恵み」でクリスタルを集めるコツ②他のアビリティと併用する
次に確認しておきたいのがアビリティの組み合わせです。
「大地の恵み」はレベル74で覚えるアビリティですが、必要GPは200と少なめです。適切に装備更新をして最大GPが上昇していれば他のアビリティを一緒に使う余裕が出てくるので、GPに応じて以下の2つを併用しましょう。
- 「石工の理 / 老農の知」:GP300
- 「十二神の加護」:GP200
「石工の理 / 老農の知」採集回数を回復
レベル25で覚える採掘師の「石工の理」と園芸師の「老農の知」は、採集回数を1回分回復できます。
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上でも触れたように、「大地の恵み」は採集回数が多いほど期待値が高くなるため、採集回数が増加するアビリティは優先的に使用しましょう。運に左右されるとはいえ、採集回数を1回増やすだけで30個のクリスタルが取れることもあるのでおすすめです。
「大地の恵み」のGPは200なので、《GP500》あれば「大地の恵み」と「石工の理 / 老農の知」を併用できます。
運に左右されやすくなりますが、GP800以上使えれば「石工の理 / 老農の知」を2回使用することも可能ですね。「大地の恵み」+「石工の理 / 老農の知」+「石工の理 / 老農の知」と組み合わせると、期待値そのものはかなり高くなります。ただし、ギャンブル要素も強いスキル回しです。
「十二神の加護」少ないGPで確定3個増加
「十二神の加護」は採掘師・園芸師がレベル20で覚える共通のアビリティです。
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採集回数には影響しないものの、クリスタル系の採集個数を3個増加させる効果があります。個数増加アビリティには他にも「突貫採集」や「キングスイールドII」「ブレスドフルハーベストII」などが挙げられますが、クリスタルに絞るなら「十二神の加護」が最も効率が良いです。
「石工の理 / 老農の知」に対して確実に採集個数が増える安定感があり、必要GPも少ないので併用しやすいです。獲得数を増加させるアビリティは他にも下にまとめたものが使えますが、いずれもあまり効率が良くありません。
アビリティ | 必要GP | 効果 |
---|---|---|
十二神の加護 | 200 | 使用した採集場所でのクリスタル系の獲得数+3 |
突貫採集 | 250 | HQ率を0%にする代わりに獲得数+1~3 ※クリスタル系には効果なし |
キングスイールド ブレスドハーベスト |
400 | 使用した採集場所での獲得数+1 |
キングスイールドII ブレスドハーベストII |
500 | 使用した採集場所での獲得数+2 |
バウンティフルイールド ブレスドフルハーベスト |
100 | 次の採集時の獲得数+1 |
バウンティフルイールドII ブレスドフルハーベストII |
100 | 次の採集時の獲得数+1~3 |
普段、少ないGP消費で獲得数を伸ばせて重宝する「突貫採集」はHQが存在しないクリスタルでは使用できません。「キングスイールドII」「ブレスドハーベストII」についても、GP500を消費して増加数は+2。また、「バウンティフルイールドII」「ブレスドフルハーベストII」はGP100で使えますが、使用した次のターンに行う採集1回分しか効果がありません。
「十二神の加護」は「キングスイールドII」「ブレスドハーベストII」の半分以下であるGP150で+3の増加になります。
クリスタル限定という制約下では「十二神の加護」が完全に各採集個数増加アビリティの上位互換です。言うなれば省エネ版「キングスイールドII」「ブレスドハーベストII」なので、積極的に使いましょう。
「大地の恵み」でクリスタルを集めるコツ③GPを調整する
「大地の恵み」を使ってクリスタル集めをする場合、GPの理想は650以上です。
目安となるのは《GP800/GP650/GP500》で、GP800近くあれば採集効率がアップします。
GP800 |
「大地の恵み」 「石工の理 / 老農の知」2回 |
---|---|
「大地の恵み」 「十二神の加護」 「石工の理 / 老農の知」1回 →「十二神の加護」 |
|
GP650 | 「大地の恵み」 「十二神の加護」 「石工の理 / 老農の知」1回 |
GP500 | 「大地の恵み」 「石工の理 / 老農の知」1回 |
ちなみに、GPは1回採集を行うごとに回復するので必ずしも最大GPが目安に届いていなくても構いません。
回復量はレベルによって変わるので、例えば1回でGPが6回復する場合は5回の採集で30戻ります。仮にステータスの最大GPが630だったとしても、採集しながらGPが回復してきたら「石工の理 / 老農の知」を使う、とすることも可能です。
GP調整はマテリアを使う他に、食事でも盛ることができます。
コーヒークッキーHQ | GP+28 |
---|---|
コーヒークッキーNQ | GP+22 |
ペッパーポポトHQ | GP+50 |
ペッパーポポトNQ | GP+40 |
マテリアと違って効果は通常30分で切れてしまいますが、微調整なら単価が安くてGP増加効果のある食事を選んで使ってみるとお手軽です。マケボで探すと店売りよりも安く出品されていることがあるので、一度チェックしてみてください。
装備性能差は獲得数にはあまり関係してこない
なお、「獲得力」や「識質力」といったステータスは「大地の恵み」による獲得数増加にはあまり影響しないようです。厳密に調べたわけではないのであくまで体感ですが、未禁断装備で採集していた頃と現在新式禁断装備で入手できている数があまり変わっていません。
ステータス | 禁断前 | 禁断後 |
---|---|---|
獲得力 | 1,834 | 2,400 |
識質力 | 1,864 | 2,325 |
GP | 803 | 825 |
「大地の恵み」を使ったクリスタル集めをするためだけに、無理して禁断する必要性は強くないかな、と思います。
「大地の恵み」でクリスタル集め!おすすめスキル回し
スキル回しについては、安定かギャンブル狙いかのどちらかになります。基本的には「十二神の加護」と「石工の理 / 老農の知」を併用する安定回しをおすすめします。必要GPが少なくて済みますし、確定増加分の数を確保しつつ堅実にクリスタルを集めることが可能です。
GP800近く使えるようなら、2箇所の採集場所の合計で考える回り方も安定しやすいです。
「十二神の加護」「石工の理 / 老農の知」併用で安定回し:GP650
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- 「大地の恵み」
- 「十二神の加護」
- 採集
- 「石工の理 / 老農の知」
- 採集…
GP650で回すなら「大地の恵み」「十二神の加護」「石工の理 / 老農の知」を1回ずつ使用してあとは普通に採集です。
SSではGP850で、余ったGP200を「バウンティフルイールドII / ブレスドフルハーベストII」に回して180個のクリスタルを集めています。ですが、GPが800近くあり、1回の採集場所で取る数にこだわりがないのなら、GPを取っておいて「十二神の加護」を他の採集場所に回した方が多く稼げます。
「十二神の加護」「石工の理 / 老農の知」併用+α安定回し:GP800
「十二神の加護」にはリキャストタイムがありません。
そのため、「大地の恵み」と一緒に使った後もすぐに使用できます。そこで「大地の恵み」を使った採集場所の次に近くのポイントで使えば、少なくとも基本4回の採集全てに獲得数+3が付与されるので、最低でも16個プラスして集めることが可能です。
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- 「大地の恵み」
- 「十二神の加護」
- 採集
- 「石工の理 / 老農の知」
- 採集…
- 採集終了
- 別の場所で採集開始
- 「十二神の加護」
- 採集…
SSでは「採集回数+2」の場所で「大地の恵み」「十二神の加護」「石工の理 / 老農の知」を使って163個のクリスタルを入手した後に、「採集回数+1」の場所で「十二神の加護」だけで採集しています。それでも2回目の採集で21個なので、合計で184個のクリスタルを集めることができました。
採集場所2箇所にかけての合計数で考えれば、かなりの数のクリスタルを安定して集められます。
「石工の理 / 老農の知」2回でギャンブル回し:GP800
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- 「大地の恵み」
- 採集
- 「石工の理 / 労農の知」
- 採集
- 「石工の理 / 労農の知」
- 採集…
当たれば大きい、外れると痛いギャンブラー向けの回しです。
上のSSは「採集回数+1」で180個ですが、下のSSは「採集回数+2」で105個。4とか引くと非常に切ないですね。「石工の理 / 老農の知」で30個以上を引き当てた時はよっしゃ!となりますが(8回30とか引けば240!ロマン)、一桁が続くと心が折れる音がします。
ハズレを引きまくった場合、安定回しの方が精神衛生的によろしいと思います。
1時間で2,000~3,000個のクリスタルが集まる!
これまで解説してきた方法でクリスタル集めを行うと、1時間で2,000~3,000個を入手することができます。
クリスタルの単価はマーケットの状況によって変動しますが、2020/7/12時点でのAsuraだと各種クリスタルの価格はこのようになっています。この中でも単価が高めのものを狙えば50ギルなので、2,000個売れれば10万ギルです。高騰時を狙えばさらに大きな収益も狙えます。
種類 | 価格 |
---|---|
ファイアクリスタル | 60 |
アイスクリスタル | 20 |
ウィンドクリスタル | 50 |
アースクリスタル | 20 |
ライトニングクリスタル | 50 |
ウォータークリスタル | 20 |
ちなみに、クリスタルは「ファイアクリスタル」「ウィンドクリスタル」「ライトニングクリスタル」の3種の価格が他より比較的高めになる傾向にあります。クラフターで大量に消費するのが今挙げた3種類なので、金策でどれを採ろうか迷った時はこれらのマケボ価格を確認してみてください。
パッチ5.0以降のクリスタル集めは「精選」よりも「大地の恵み」がおすすめ
結論として、クリスタル集めを行うなら「大地の恵み」でガッツリ行いましょう。
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これまでクリスタル集めの主流だった「精選」でも取れないわけではないのですが、昔に比べて5.0以降は「精選」で取れるクリスタルの数が大分下方修正されている様子です。
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蒼天エリアや漆黒エリアで「精選」を行っても1回の「精選」で得られたのは10~20個程度でしたし、「精選純度」を調整してもクリスタルの数には変化がありませんでした。「精選」対象となる収集品も1箇所につき取れるのは3個前後なので、あまり数は貯まりません。「精選」におけるクリスタルはパッチ5.25だとあくまでも副産物として考えた方が良さげです。
「精選」を行わなくても、「大地の恵み」を使えば1時間で2,000~3,000個のクリスタルを集めることができます。クリスタルはマケボ価格こそ変動するものの、需要が尽きることはないので金策手段として持っておいて損はありません。