でもいざ使ってみると「Tell」ってかなりの曲者で、「使いにくい!」と思わされることがしばしばあります。
- Tellに返信をしていたらいつの間にか送信先が変わっていてLSに誤爆してしまった
- 他ワールドの人にTellを飛ばそうとしてもエラー表示が出て送信できなかった
- PT募集中に他ワールドの人からきたTellに返信しようとしてもエラーになった
上記のようなトラブルで困った時の解決法をまとめているので、「Tell」に悩まされている方は目を通してみてください。
パッチ5.3変更点パッチ5.3から、PTを組んだ状態でも「ワールド間テレポ」ができるようになります。PT募集時に他ワールドから「Tell」をもらった場合に、募集主の方からワールドを移動して返信することができるようになりそうです。

チャット送信先を特定の相手への「Tell」に固定する方法
「Tell」は普通に使っていると1回送信を行うたびに送信先が元に戻ってしまいます。
この仕様があるために、「Tellしていたのに違うチャットに誤爆してしまった!」という事故が案外よく起こります。ですが、実は同じ人と話すのであれば1回送信するごとに「Tell」を指定し直す必要はありません。この状態はチャットの送信先を固定することで解決可能です。手順は以下の通り。
- 「Tell」を送信したいプレイヤーを指定して「Tellする」を選ぶ
- 《何も入力せずに》そのまま決定する
まず「Tell」を送りたいプレイヤーを指定して「Tellする」を選ぶと、チャット欄にはこんな表示が出ます。
/tell 名前@ワールド名
初期設定だとピンク色っぽい文字になっているのが「Tell」ですね。
この状態で上のSSのように送りたい文章を打ち込めば「Tell」を送れるわけですが、ここで文章を入れる前に下記操作を行ってください。
これだけで送信先の固定は完了です。
きちんと固定されていれば、黄色枠で囲ったようにチャット入力欄の上部が送信先の名前になります。送信先を「Party」や「FreeCompany」に変更した場合はまた変え直さなければいけませんが、誤爆する確率はかなり下がるので試してみてください。
他ワールドにいるプレイヤーに「Tell」する方法
他ワールドのプレイヤーへの「Tell」は、フレンド以外は基本的にできません。
テキストコマンド「/tell」、または、フレンドリストのサブコマンドから「Tellする」を実行すると送信できます。なお、別ワールドのフレンドにテキストコマンドでTellを送信する際は、相手のワールド名を指定する必要があります。
例)
/tell Character Name@(Aegis) チャット内容
※フレンド登録をしていない別ワールドのキャラクターにはTellを送信できません。
※相手のオンラインステータスが「オンライン」の状態でのみTellを送信できます。
同じワールド、例えば「Tell」を送る側と受け取る側の2人のプレイヤーがどちらも「Chocobo」にいれば特に問題なくやり取りできます。ですが、送る側が「Chocobo」にいて受け取る側が「Belias」だった場合のように、お互いのワールドが異なるとエラーが表示されて送信失敗になります。送る側と受け取る側が逆でも同様です。
このように赤文字で「○○へのTellの送信に失敗しました。」とシステムメッセージが出たら、下の2つのうちどちらかの対処方法を行ってください。
- 「Tell」したいプレイヤーとフレンドになる
- 「Tell」したいプレイヤーのワールドへ「ワールド間テレポ」する
フレンドになる以外の方法としては、「Tell」を送信したいプレイヤーがいるワールドまで移動してから連絡するのが確実です。「Tell」がきちんと届くかどうかはキャラクターのホームワールドではなく《現在いるワールド》が基準となるので、「ワールド間テレポ」を行って相手のワールドまで移動すればOK。
「ワールド間テレポ」は各都市のエーテライトから「他のワールドへ遊びにいく」を選択することで実行できます。
ただし、「ワールド間テレポ」でホームワールド以外に行っている間は下記の制約がかかるので事前に確認しておきましょう。
- リテイナーの利用とマケボへの出品ができない
- LS(リンクシェル)の利用ができない ※CWLS(クロスワールドリンクシェル)は可能
- 「モグレター」の利用ができない
- 採掘師・園芸師で「未知の採集場所」「伝説の採取場所」が見つからない
- ゴールドソーサー関連の退会参加や「ジャンボくじテンダー」購入・引き換えができない
- 「ディープダンジョン」のスコアがランキング対象にならない
- 「エターナルバンドテレポ」「フレンドシップテレポ」は2人が同ワールドにいる時のみ
- 「エターナルバンド」の開催と招待状の配布ができない
- FCの結成・加入や「カンパニークレジット」の取得ができない
- ハウジングエリアでの土地・アパルトメント購入やハウスシェアリングができない
PT募集時に他ワールドからきた「Tell」に返信する方法
他ワールドへの「Tell」はフレンドのみ、と書きましたがPT募集時だけは例外になります。
別ワールドのパーティ募集主に対してTellを送信できるようになります。パーティ募集主に対しては、フレンド登録の有無に関わらずパーティ募集詳細の「Tellをする」ボタンからTellを送信できます。なお、募集主はTellを送信してきた相手にのみ[Alt+R]キーで返信できます。ただし、パーティ募集を取り下げるとTellへの返信は行えなくなります。
クロスワールドパーティを組む際はワールド間を隔ててPT募集が出されます。
この時に募集主に質問したいこと、確認したいことがあった場合はPT募集の詳細から「Tellをする」で募集主に「Tell」ができます。この「Tell」はフレンドでなくても可能なのですが、仕様が複雑で一方通行になってしまう場合があります。
この問題についてはフォーラムにも投稿がありました。
問題はPT募集を見て募集主に「Tell」をすれば届くものの、募集主からの返信は通常操作だとエラーになること。募集主から「Tell」の返信を行うには、下記2つのうちどちらかの方法で「Tell」を行わなければいけません。
キーボードで「Alt+R」を押して「一時リプライ」を使う
「キーバインド」が初期設定のままなら、キーボードの「Alt+R」を押すことでチャットモードが「一時リプライ」になります。
「Alt+R」でチャットモードを「一時リプライ」にすれば、直前に「Tell」を送信してきたプレイヤーが自動的に指定されます。チャット欄の送信先の名前が「Tell」を送ってきた相手のものになっていれば、そのまま返信内容を入力するだけです。
ちなみに「一時リプライ」は表示こそ「Tell」の送信先を固定した時と同じに見えますが、1回送信を行う度に送信先は元に戻ります。
注意すべきは、同ワールドのプレイヤーと「Tell」を行う時のようにチャット欄から名前を選んで「Tellする」を選んでも失敗する点です。名前から「Tell」を使って送信先を固定する癖があると間違えやすいですが、PT募集時は「Alt+R」の「一時リプライ」か、下で紹介する「テキストコマンド」を活用しましょう。
「テキストコマンド」の「/reply」を使う
キーボードがない方や、「テキストコマンド」に馴染みがある方は「/reply」がおすすめです。
「テキストコマンド」というのはマクロを組む時などによく使う指示文で、チャット欄で特定の文字列を入力することで特殊な操作を実行できます。「/reply」は上で紹介した「一時リプライ」と同様の機能を持っているため、PT募集中にきた「Tell」への返信に使えます。使い方はチャット欄に直接「/reply」、もしくは短縮系で「/r」と入力し、《半角スペースを空けて》送信したい文章を入れるだけです。
「テキストコマンド」は半角スペースが必須なので忘れないようにしましょう。
ただし「Alt+R」の場合と違い、「Tell」を返信する相手の名前は表示されません。複数の人と同時に「Tell」をしているような時は誰に送信しているかわからず、誤爆してしまう危険もあるのでよく確認してから使ってください。